ミズナラ樽の香りをそのまま表現するために色調整をせず、焼酎の新しい可能性を表現。
樽を使った本格焼酎の貯蔵は、ホーロータンクやステンレスなどと違い、酸化が早く促され熟成が早いと言われています。さらに原酒が木質と接触することで味わいに厚みと深みが生まれ、本格焼酎の魅力を一段と高めてくれます。ミズナラは、フレンチオークやアメリカンオークとは全く異なる独特の香りが特徴で、世界中の蒸留酒愛好家の注目を集め「ジャパニーズオーク」と称されています。しかし、ミズナラ材は樽にしたとき他のオーク材よりも漏れやすく、高度な技術と経験が必要とされます。減圧蒸留したこの麦焼酎は香り穏やかで、洋ナシやバニラを連想させます。味わいはきめ細かく優しい後口です。ストレート、ロックをおすすめします。