URLAR(アーラー)ワイナリーは、富乃宝山などの宝山シリーズを醸す、西酒造8代目当主 西陽一郎氏と小山浩平氏(栽培醸造責任者)、アンガス・トムソン(前オーナー)の厚い信頼と友情から誕生しました。そこには「酒造りは農業」「発酵から始まるものづくり」という酒造りに対する考えや、美味しい酒を造ることに国境は関係ないという信念があります。URLARワイナリーでは、「バイオダイナミック農法」を採用し、ニュージーランドのオーガニック認証「BIOGRO」を所得してワイン造りをしています。
☆テイスティングコメント☆
世界中の様々なピノ・ノワールのワインの中でも間違いなくトップクラスの香りや味わい!
オレンジがかったエッジの深みのあるガーネット色調。しっかりとした粘性もみられ、エキス分の多さを外観からも感じ取ることができます。味わいのアタックから熟した赤系果実の風味、風味豊かなスパイスや土のタッチ、そして調和した樽の風味がジューシーに口中に広がります滑らかで奥行のあるタンニンや円熟した旨味、伸びのあるキメの細かな酸味が中盤に広がり、しっかりとした骨格を形成。しかしながら余韻はとてもエレガントで多層に広がる風味が長く続きます。ワイナリーのセラーでゆっくり、じっくり熟成されてから蔵出しされたこのワインのピノ・ノワールという品種の完璧な熟成が表現されています。