
このお酒は平和酒造の蔵の裏手にある田圃で、農家さんと協力して種から大切に育て上げた和歌山県産山田錦を全量使って仕込んだお酒です。「あがら」というのは和歌山の方言で「私たちの」という意味です。自分たちが造ったお米を削ってしまうのは勿体ない…との想いから、精米歩合はあえて80%。山卸廃止もとで仕込むことで酸度が2.4度まで上がりましたが、それを1年間生原酒のまま寝かせたことで自然のままの米の旨みを引き出し、また低精白の持つ爽やかな酸味とのマッチングを図っています。ぜひ紀州の風土と蔵人たちの思いを感じてください。(蔵元コメントより一部抜粋)